WSL
この手順はWindowsでのみ必要です。macOSでは必要ありませんので飛ばしてください。
WSLは、Windows Subsystem for Linuxの略で、Windows上でLinuxを動かすための仕組みです。WSLを使うことで、Windows上でLinuxのコマンドを実行できるようになります。
インストール方法
基本的にはMicrosoftのドキュメント「WSL を使用して Windows に Linux をインストールする方法 (opens in a new tab)」に従ってインストールしてください。
Windows 11では、以下の方法でインストールできるようです。
パフォーマンスの観点から、WSL2をインストールしてください。 詳しい説明は、各自で調べてください。
Windows PowerShellを管理者として実行する
Windows PowerShellを管理者として実行します。
Windowsキーを押して「PowerShell」と入力し、出てきた「Windows PowerShell」を右クリックして「管理者として実行する」を選択します。
WSLをインストールする
以下のコマンドを実行します。
wsl --installパソコンを再起動する
インストールが完了したら、パソコンを再起動します。
ユーザ名とパスワードを設定する
再起動したら、自動でUbuntuが起動します。
Ubuntuは、Linuxのディストリビューションの一つです。 Linuxにもいろいろな種類があって、Ubuntuはその中でも人気のあるものです。
初回起動時にユーザ名とパスワードを設定します。
最後に、以下のコマンドを実行して、WSLがインストールされていることを確認します。
wsl -l -vWSLの起動
これ以降は、基本的にWindowsのコマンドプロンプトではなく、WSLのUbuntuのコマンドラインで作業を行います。
Windows Terminalを起動し、
wslと入力して、Ubuntuのコマンドラインを起動します。