パート1
Djangoのインストール

Djangoのインストール

まずは適当なディレクトリを作成します。 django_appの部分は任意の名前で問題ありません。

mkdir django_app

mkdirmake directoryの略で、ディレクトリを作成するコマンドです。 ディレクトリは、フォルダと同様の意味です。

次に、作成したディレクトリに移動します。

cd django_app

cdchange directoryの略で、ディレクトリを移動するコマンドです。

移動したら、Poetryのプロジェクトの作成を行います。

uv init

上記のコマンドを実行すると、This command will guide you through creating your pyproject.toml config.と表示されて、プロジェクトの作成に必要な情報を入力するように求められます。 入力する内容は以下の通りです。

  • Package Name: 任意の名前を入力してEnterを押す
  • Version: そのままEnterを押す
  • Description: そのままEnterを押す
  • Author: そのままEnterを押す
  • License: そのままEnterを押す
  • Compatible Python Versions: ^3.11と入力してEnterを押す
  • Would you like to define your main dependencies interactively? (yes/no) [yes]: noと入力してEnterを押す
  • Would you like to define your development dependencies interactively? (yes/no) [yes]: noと入力してEnterを押す
  • Do you confirm generation? (yes/no) [yes]: yesと入力してEnterを押す

lsコマンドでディレクトリの中身を確認すると、pyproject.tomlというファイルが作成されていることが確認できます。

ls

lslistの略で、ディレクトリの中身を表示するコマンドです。

次に、Djangoを追加します。

uv add django

また、開発用のパッケージも追加します。

uv add -G dev ruff djlint

最後に、これらのパッケージを仮想環境にインストールします。

uv sync

これ以降、uv add <package_name>でパッケージをインストールすることができます。

今、lsコマンドでdjango_appディレクトリの中身を確認すると以下のようになっているはずです。

    • uv.lock
    • pyproject.toml
  • なお、ls -aコマンドで隠しファイルも表示することができます。 そうすると、.venvというディレクトリが作成されていることが確認できます。 これは、uvが作成した仮想環境のディレクトリです。